養生法の記事一覧
- 気とは何か気始まりて生化し 気散じて形あり 気布きて蕃育し 気終わりて象変ずるは その致一なり (source : 『黄帝内経 素問 五常政大論篇』) 東洋医学を学ぶうえで避けては通れない 「気・血・津液(き・けつ・ […]
- 貝原益軒 養生訓数十年前に手に入れた本 先日 本棚を整理していて再会しました! 貝原益軒(かいばらえきけん)は江戸時代前期の儒学者で 中国の医書をもとに自身の経験を交えて 84才のときに著したのが「養生訓」 著作の中で最も […]
- 続 感情と体調「怒・喜・思・憂(悲)・恐」という感情と体調の関係 昨日触れなかった『五運行大論篇』の後半部分は 五行説の相克関係がベースとなっていて 図で表すとこのようになります 昨年の3月11日以来 深い悲しみの中にい […]
- 感情と体調怒は肝を傷るも 悲は怒に勝つ 喜は心を傷るも 恐は喜に勝つ 思は脾を傷るも 怒は思に勝つ 憂は肺を傷るも 喜は憂に勝つ 恐は腎を傷るも 思は恐に勝つ(source : 『黄帝内経素問 五運行大論篇』) ここ […]
- 夏至と養生陽気なるものは 天と日のごとし 其の所を失すれば 則ち寿を折りて彰かならず 故に天運は当に日の光明を以てすべし 是の故に陽は因りて上り 外を衛る者なり (『黄帝内経素問 生気通天論篇』) 昨日 暦のうえでは […]
- 酸っぱい、梅干し先日ブログで取りあげた「五行説」 木・火・土・金・水は味をも分類していて それぞれ順に 酸・苦・甘・辛・鹹(かん=塩辛い)が配当されています たとえば木は肝であり春そして酸を示しますが では酸味は肝臓によい […]
- 五行説五行説とは 万物を「木・火・土・金・水」という五つの物質に分類し、それぞれの働きを明確にして、その関わりについて説いたものです 私論ですが 陰陽を 万物各々に起きている「生の根拠となるゆらぎ(混沌)」とする […]
- 陰と陽天地なる者は 万物の上下なり 陰陽なる者は 血気の男女なり 左右なる者は 陰陽の道路なり 水火なる者は 陰陽の微兆なり 陰陽なる者は 万物の能始なり 故に曰く 陰は内に在りて 陽の守なり 陽は外に在りて 陰の使なり(『黄 […]
- 梅雨の養生法湿は土(ど)を生じる 其の志は思となる 思は脾を傷るも、怒は思に勝つ 湿は肉を傷るも、風(ふう)は湿に勝つ 甘は脾を傷るも、酸は甘に勝つ (黄帝内経 素問『五運行大論篇』より) 雨は土の気に力をあたえて 万 […]
- 芒種今日は二十四節気のひとつ 芒種(ぼうしゅ) 稲など芒(のぎ:穂先にあるとがった毛のようなもの)のある穀物を稼苗する季節を意味します 一説には 以降に稼苗をしても上手く育たないという期限の日でもあるようです 太陽は黄経75 […]