小児はり(お休み中)
小児鍼は江戸時代に大阪ではじめられたといわれている、子どもを対象とした鍼です。大阪より西では普及したようですが、東日本ではあまりなじみがないようです。
子どもに「鍼」というとびっくりしますが、ここでいう鍼とは「てい鍼(ていしん)」という刺さない鍼・・・
というより道具を使って皮膚表面をさするように刺激します。
とても気持ちがよいようで、キーキー声をだしていた子がいつの間にか静かになり、まぶたが重くなってうとうとしてしまうほどです。
痛みがあるときや苦しいときに背中をさすってもらうと落ち着いたり、乾布摩擦が風邪予防によいということを経験したことはないでしょうか。
これは皮膚への刺激が、自律神経を整えさらには免疫力を高めるからなのです。当院ではご家庭でできるお子さまへのケアの方法を指導いたします。ご相談ください。
当院の小児鍼は、歴史があり満足度の高い「大師流小児はり」です。
対象年齢
生後1ヵ月~小・中学生くらいまで(症状に応じて)
こんな症状に
夜泣き カン虫 キーキー声を出す 怒りっぽい
夜尿症 頻尿 アレルギー 痛み だるい 食欲がない 虚弱 チック 風邪の予防 発達の遅れ 運動麻痺 脳室周囲白質軟化症(PVL) 染色体由来の症候群 発達障害など
治療の回数
小児鍼の刺激はとてもソフト。疳の虫であれば、一般的に10分程度の治療を2~5回おこなうと効果があらわれます。手強いお子さんはもう少しかかる場合もありますが、「びっくりするほど落ち着いてきた。もっと早く知っていれば・・・」と感想を持たれるほど必ず落ち着いてきますので、心配せず様子を見ていただくようお願いしています。
発達の遅れ、運動障害や関節の拘縮・弛緩、筋緊張や筋緊張の低下がご心配なときは、保護者の方のお話をじっくり伺ったうえで、さらにベストな治療方法を提案させていただきます。日頃のPT・OT・STと併用することで、機能の底上げを狙います。
子育て応援
お子さまの「うっとり」をご覧になると、私も治療して欲しい!とおっしゃるお母さんがたくさんいらっしゃいます。
そこで、小学校入学前のお子さんへの小児鍼+お母さんの治療を子育て応援コースといたします(料金3,500円、初診の方は別途初診料をいただきます)。
疲れをとれば笑顔と余裕が生まれます。お母さん、いつもお疲れさま、応援しています!
<お知らせ>
ご好評いただいております、子育て応援コースですが、材料費高騰のため、やむなく休止とさせていただきました。ご理解の程お願い申し上げます。
なお、現在ご利用の方は引き続きご利用いただけます。