電話:022-277-7682 9:00~17:00(16時受付終了) 休診日:水曜日・日曜日・祝日

気とは何か

気始まりて生化し 気散じて形あり

気布きて蕃育し 気終わりて象変ずるは その致一なり

(source : 『黄帝内経 素問 五常政大論篇』)

 

東洋医学を学ぶうえで避けては通れない

「気・血・津液(き・けつ・しんえき)」という概念

生命というものに対する畏敬の念と 解き明かしたいという欲求を

「気・血・津液」を使うことで表現しようとしています

 

中でも「気」は

その言葉を使うことはあっても

何かと聞かれたとき はっきり答えることはできない不思議なもの・・

 

 

黄帝内経は 実にさりげなく

万物の誕生も 成長も 繁殖も

また死についてさえも 気の作用であると言っています

 

 

機械であれば電源や電池があり 動作の根拠ははっきりしていますが

生命に関しては何がそれにあたるのか、

同じように備わっていても  一方には生がありもう一方は尽きている

この違いはなんだろうかと 疑問でした

 

生長の本源、生命の原動力とも言える「気」

この「気」をいたわり はぐぐみ ときに鍛えることで

個々の「生きている」状態に変化がうまれます

なるほど

これが養生で

気が不足のときは養い損なわず 旺盛のときは発散し

よい状態でめぐらせるよう注意を促しているのです

 

もとは授かった「気」ですが

個々人の生き方が大きく影響する・・

よい状態で「生きている」

そう実感できるように

よい「気」で満ちている そんな毎日を過ごしたいですね

 

 

 

コメントを書く

入力エリアすべてが必須項目です。メールアドレスが公開されることはありません。

内容をご確認の上、送信してください。

CAPTCHA


PAGE TOP