養生法の記事一覧
- 背中の風に要注意居所 寝室はつねに風寒暑湿の邪氣をふせぐべし 風寒暑は人の身をやぶる事はげしくて早し 湿は人の身をやぶることおそくしてふかし 故に風寒暑は人をおそれやすし 湿氣は人をおそれず 人にあたる事ふかし 故に久しくしていゑず 夏 […]
- 夏は発生の氣、いよいよ盛ん夏は発生の氣いよいよさかんにして 汗もれ 人の肌膚大に開く故 外邪入やすし 涼風に久しくあたるべからず 夏は伏陰とて陰氣かくれて腹中にある故 食物の消化することおそし 多く飲食すべからず 温なる物を食ひて脾胃をあたたむべ […]
- 食飲に節あり 起居に常あり上古の人 其の道を知る者は 陰陽に法り 術数に和し 食飲に節あり 起居に常あり 妄りに労を作さず 故に能く形と神倶にして 尽く其の天年を終え 百歳を度えて乃ち去る 今時の人は 酒を持って奨となし 酔いて以て房に入り 欲を […]
- 夜食すとも 早くして少きに宜し夜食する人は 暮て後早く食すべし 深更にいたりて食すべからず 酒食の氣よくめぐり 消化して後ふすべし 消化せざる内に早くふせば病となる 凡夜は身をうごかす時にあらず 飲食の養を用ひず 少うゑても害なし もしやむ事得ずして […]
- 華美を好めばくせとなり常に居る室も常に用いる器も かざりなく質朴にしてけがれなく いさぎよかるべし 居室は風寒をふせぎ身をおくに安からしむべし 器は用をかなへて 事かげざれば事たりぬ 華美を好めばくせとなり おごりむさぼりの心おこりて 心を苦 […]
- 土用夫れ百病の始めて生ずるや 皆 風雨寒暑 清湿喜怒より生ず 喜怒節せざれば則ち蔵を傷る 風雨なれば則ち上を傷り 清湿なれば則ち下を傷る 三部の気傷る所類を異にす 願わくは其の会を聞かん (source : 『黄帝内経 霊枢 […]
- 大暑!今日は二十四節気の大暑(たいしょ) その名にふさわしくツꀀ 暑~い一日でした 暑さに負けて体調を崩すことも多い時期・・・ 顔が真っ赤になってツꀀ 脈が速いようなとき(方)は熱を下げ 逆に顔色が […]
- 良能人身には天稟の良能あり 以て身體を保護栄養す 病気も亦良能の機能に外ならず 即ち良能 その身體を知るところの害物を體外に駆除せんと欲し 非常の運動を発するなり (source : 『閃光記』) […]
- お灸のちから人の身に灸をするはいかなる故ぞや 曰く 人の身いけるは 天地の元氣をうけて本とす 元氣は陽氣なり 陽氣はあたたかにして 火に属す 陽氣はよく萬物を生ず 陰血も亦元氣より生ず 元氣は不足し 鬱滞してめぐらざれば 氣へりて病 […]
- 気の倹約わかき時より 老にいたるまで 元氣を惜しむべし 年わかく康健なる時よりはやく養ふべし つよきを頼みて 元氣を用過すべからず わかき時元氣をおしまずして 老て衰へ 身よはくなりて 初めて保養するは たとへば財多く富める時 […]