東洋医学のはなしの記事一覧
- 気の働き気の行る所は 水の流るるが如く 息むことを得ざるなり 故に陰脈五蔵を営り 陽脈六府を営り 環の端無きが如く その紀を知ることなく 終わりて復た始まる それ覆溢せざれば 人の気 内は蔵府を温め 外は閻ꀀ理を濡す (sour […]
- 薬材と薬膳とみずみずしいですね サンチュ 食べ頃です 昨日 漢方薬の代表的な効能に「薬性」「薬味」があることをお伝えしました そのつづきです まずは薬性について細かくみていきます 寒性・涼性 […]
- 漢方と鍼灸昨日のブログで取りあげた「薬膳」 これは所謂「漢方」の考え方がベースとなっています 中国や韓国で鍼灸治療を行う者は薬材を扱うことができます (残念ながら日本の針灸師はできない) […]
- 大暑ですね寒を治むるに熱を以てし 熱を治むるに寒を以てし 方士は縄墨を廃してその道を更むること能わざるなり (source : 『素問 至真要大論篇』) ここのところ肌寒い日が続いていますが 暦の上では大暑(たいしょ […]
- 胃中の寒熱脈の色 青は則ち寒にして且つ痛む 赤は則ち熱有り 胃中寒えるときは手の魚の絡に青多し 胃中に熱有るときは魚際の絡赤し (source : 『霊枢 経脈篇』) 親指の付け根から手関節までの掌の部 […]
- 津と液閻ꀀ理を発泄し 汗出づること豌オ秦 豌オ秦たり 是を津と謂う 穀入り気満ち 豺籾Vとして骨に注ぎ 骨属屈伸す 洩れ澤おして脳髄を補益し 皮膚潤い澤かなり 是を液と謂う (source : 黄帝内経霊枢 決気篇) &nbs […]
- 血の働き人臥せば血は肝に帰す 肝は血を受けて能く視 足は血を受けて能く歩む 掌は血を受けて能く握り 指は血を受けて能く摂る (source : 『黄帝内経素問 五蔵生成篇』) 血(けつ)は 気と並んで生命活動に重要 […]
- ヒッグス粒子 発見か陰陽なる者は 天地の道なり 万物の綱紀 変化の父母 生殺の本始 神明の府なり (source : 『黄帝内経素問 陰陽応象大論篇』) 60年代にピーター・ヒッグス氏によって存在を予言された ヒッグス粒子 1 […]
- 気とは何か気始まりて生化し 気散じて形あり 気布きて蕃育し 気終わりて象変ずるは その致一なり (source : 『黄帝内経 素問 五常政大論篇』) 東洋医学を学ぶうえで避けては通れない 「気・血・津液(き・けつ・ […]
- 続 感情と体調「怒・喜・思・憂(悲)・恐」という感情と体調の関係 昨日触れなかった『五運行大論篇』の後半部分は 五行説の相克関係がベースとなっていて 図で表すとこのようになります 昨年の3月11日以来 深い悲しみの中にい […]