天地の声
万物の外 六合の内 天地の変 陰陽の応
彼の春の暖は 夏の暑となり 彼の秋の忿は 冬の怒となる
四変の動 脈これと与に上下す
以て春の応は規に中り 秋の応は衝に中り 冬の応は権に中る
是の故に冬至四十五日にして 陽気微かに上り 陰気微かに下る
夏至四十五日にして 陰気微かに上り 陽気微かに下る
(source : 『黄帝内経 素問 脈要精微論篇』)
東洋医学にはツꀀ 人は自然の一部であるという考えがあります
現代社会に於いてはツꀀ 人が世の頂点に立っているかのような暮らしをしていますが
人の要であるツꀀ心(しん)に連なりツꀀ 血(けつ)を運ぶ脈も
四季の気候に従って変化しているのです
意識していてもしなくてもツꀀ からだが自然の活動と一致しているときはよいのですが
そうでないときは病があることを疑います
今は何より
天地の声に耳を傾けてみること
そして
どこかに畏れの気持ちを持つことが必要なのかも知れません
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