冬のお腹の張り
十一月は万物の気 皆 中に蔵さる
故に脹を病むと曰う
(source : 『黄帝内経 素問 脈解篇』)
旧暦では今日から11月
最近お腹が張るので「寒気胃に客り」かと思いながら黄帝内経を眺めていると
↑をみつけました
11月は万物を収蔵する季節で 人体の陽気も中にしまい込まれる
邪気が入ればそれもまた中に蔵され 腹部脹満の症状があらわれるのだそうです
冬に体調を崩すとなかなか治らなくて大変です
邪気でさえも蔵されてしまうから・・・
また冬の主気である寒も 邪となると臓腑に直中する(胃腸を直接おかす)
特徴をもっています
日頃から冷えに注意することはもちろん
この時期はとくにからだを冷やす物(生もの 甘い物 コーヒーなど)の摂取には注意が必要です
コメント
-
リフレ様
そうですね
基本を忘れない・・大切なことですよね
暖房が効いた部屋でのアイスはとても魅力的ですが
ここ数十年の話であって とても特殊なこととリフレ様のコメントを読んで考え込みました
甘いもの、コーヒー
大好き!(笑)
気をつけます・・・。
風邪のお話も、ありがとうございます。
今は、空調も整い
高機能の衣類も開発され
便利な世の中になりましたが
それゆえに、大事な根本を見直すことが少なくなったように思います。
便利なものは賢く利用しつつも
基本を忘れないようにしたいですね。