酒は三献に限る
酒は水穀の精 熟穀の液なり
その気は剽悍(ひょうかん)なり
其の胃の中に入るときは則ち胃は脹り気は上逆す
胸中に満ち 肝は浮き胆は横たわる
是の時に当たってツꀀ 固より勇士に比するも 気衰えれば則ち悔ゆ
(source : 『黄帝内経霊枢 論勇篇』)
お酒を飲んで気が大きくなるのは今も昔も同じようです
それはなぜかと問うたのがこちら↑です
酒は穀物のエネルギーが濃縮された液体なので
体に対して強く早く効力を発揮します
そのため あっという間に「肝」は浮き足立って気分は開放的になり
「胆」はどーんと横になります
そうなったらお構いなし
普段はひるむような相手に向かっていく者もあれば
嫌がる相手を捕まえてひたすら自分の話をする者もある
そして翌朝の自己嫌悪・・・
ホント、今も昔もおんなじで ちょっと笑ってしまいましたが
本来は「百薬の長」の名にふさわしい「水穀の精 熟穀の液」なのです
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