火運不及
歳火不及なれば 寒すなわち大いに行り
長の政は用からずして 物栄らんとするも下る
復すればすなわち埃鬱し
大雨且に至らんとして 黒気すなわち辱さる
(source :『黄帝内経ツꀀ 気交変大論篇』)
記録的な豪雨が各地を襲っています
息苦しいほどの激しい雨がツꀀ まとまって街をのみ込む姿は
直視できるものではありません
癸巳(みずのと み)の今年は火運不及の年
つまり「火の気」が弱い年
運気は「熱」ツꀀ 勝気は「寒」ツꀀ 復気は「雨」
火の気が水の気によって抑制されるとツꀀ 火の気が反発をします
土の気を生じて塵埃を集めツꀀ 大雨を降らせるという自然界の「報復」です
集中豪雨という言葉がはじめて使われたのが1953年
この年は九州や和歌山ツꀀ 京都などで大変な被害がありましたが
60年まえの癸巳年のことです
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