見えない力
此れ亦た故邪有り 留まって未だ発せず
因りて志に悪む所有り 及び慕う所有り
血気内に乱れ 両気相拍つ
其の従りて来る所の者は微なり
之を視れども見えず 聴けども聞こえず
故に鬼神に似たり
(source : 『黄帝内経ツꀀ 霊枢 賊風篇』)
心あたりなくツꀀ 突然病にかかると
見えない悪い力が働いたと思ってしまうことがある・・・
黄帝内経ではツꀀ そんな場合にも原因はあって
体内に古い邪気が残っているとき
ひとを悪んだり慕ったりする心が加わると
血気が乱れ病を起こすと説いています
何かに触ったかと青ざめなくても
見えない力は己の中にもあって
病の出現さえコントロールしてしまう
一方でひとは
自分も気づかないほどの小さな恐怖心に翻弄されるもの
だからお守りは支えにはなるけれど
闘いは自分にしかできない
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