目には足を
肺気鼻に通じ、鼻和すれば則ち香臭を知る
肝気目に通じ、目和すれば則ち黒白を知る
脾気口に通じ、口和すれば則ち穀味を知る
心気舌に通じ、舌和すれば則ち五味を知る
腎気耳に通じ、耳和すれば則ち五音を知る
(source : 『難経 三十七難』)
いつもと食べ物の味が違ったり 臭いがわかりにくかったりすると
体調に不安を感じることがあります
難経には人体上部にある竅は五臓に通じていて
その機能が正常に働いているときには各々の精気が各竅に届き
香臭を白黒を弁別することができる・・・とあり 五感の源泉を五臓に求めています
そのような考え方を根拠に
東洋医学では目の病を目ツꀀ 耳の病を耳だけ追うことをせず
関連する臓や経へのアプローチを行っています
目の症状なのに何故足に鍼をするのか
そんな疑問への答えになったでしょうか
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