問診票をつくりました
患者さんが今どのような状態なのかを把握するために
切診(触診)や望診(視診)問診を行います
鍼灸治療に限らず病態を把握するための必要な作業です
問診は通常事前にご記入いただいた問診票を見ながら行うのですが
最近この問診票の重要性を再認識し オリジナルのものを作り使用することにしました
問診票に記入する作業は自身を振り返ることなしには成り立ちません
生活習慣を思い起こす過程で
「普通」と捉えていたことが実はそうではないと気付いたり
症状を説明する過程で悪化するときと良くなるときの特徴が見えたりします
また主訴にかくれていた気になる症状を発見することもあります
治療師としても目の前の患者像ではない 過去や体質などを含めた本来の姿が把握できるため
より早く根本治療に近づくことができるのです
問診票という一枚の紙にある患者さんのストーリーを
正しく読み取って よりよいお手伝いができるよう尽くしたいと思っています
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