命門の火
昔の手帳をめくっていると
「30過ぎで禿げ上がるのは、命門の火が強すぎて自らの毛を焦がす」の文字
本を読んでいてツꀀ 気になるところをメモすることがあるので
たぶんそうだろうと思いながらもツꀀ 衝撃でした
命門(めいもん)とはツꀀ 生命根本の気が蔵されているところで
命門の火はツꀀ 生命本元の火でありツꀀ 性機能と生殖能力の根本であるといわれています
でもツꀀ その働きが旺盛になりすぎるとツꀀ 上記の様に頭髪に影響が出たり
不眠や多夢ツꀀ 性機能の異常となって現れます
難経では
「腎の両つあるは、皆腎には非ざるなり。
その左なる者を腎となし、右なる者を命門となす。
命門は諸々の神精の舎る所、原気の繋る所なり、男子は以て精を蔵し、女子は以て胞に繋く」
とふたつある腎のうちツꀀ そのひとつが命門であると述べています
またツボでいう命門穴は ふたつある腎兪穴の間ツꀀ 脊柱間に存在します
いずれにしても働きが過剰な場合は取り除きツꀀ 不足は補う治療を行います
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