勇にして労　甚だしければ　則ち腎汗出ず

腎汗出でて風に逢わば　内　臓腑に入るを得ず　外　皮膚を越えゆるを得ず

玄府に客し　皮裏を行り　伝わりて腑腫となる

これを腎に本づく　名付けて風水と曰う

（source : 『黄帝内経 素問　水熱穴論篇』）

 

 

腎は水を主るといわれている経脈ですが　水を集めて病を生じることもある・・

勇ましいが故に虚労が過ぎると 腎から汗が出てしまう

そのときに風（風邪）に当たると

汗は臓に戻ることも皮膚から外に出ることもできずに留まって浮腫となる

これを風水と呼ぶのだそうです

 

この「風水」発病は急で

発熱や悪風 浮腫 節々の痛みや尿が出にくくなったりの症状が出現します

 

風邪（ふうじゃ）は隙をついては様々なものとくっついて病となります

少しあたたかい日が続くようなときこそ注意が必要です

風邪が狙っていますよ！