免疫と自律神経
スクラップブックの整理をしていたら2009年の朝日新聞
『恋は若さを保つひけつ?』という記事が出てきました
埼玉医大の松下祥教授によると
「ステキな恋愛をしている人は免疫力の低下が抑えられるので、若々しく見える」のだそう
その根拠となる考え方として
「相手の言動に一喜一憂するときには交感神経が働き
優しく安心感に包まれたときには副交感神経が働く
交感神経と副交感神経がタイミング良く切り替わることで自律神経が活性化し
免疫細胞を活動的にする」
をあげています
昨日も触れた 星状神経節置鍼法や上頸神経節置鍼法を行うと
まずはいわゆる交感神経優位の状態が続き
ある一定時間をすぎると交感神経が抑制されツꀀ 俗に言う副交感神経優位の状態となります
上手く切り替えが行われるとツꀀ 眠たくなったり痙攣が消失したりという現象が起こり疾患に対しても有効となります
それぞれの優位状態というよりも
スイッチが上手く切り替わることにポイントがありそうな気がします
渡邊一男先生は医学部でこの裏付けとなる研究を行ったのですが
後進によるその後の追試がありません
鍼の効果を客観的に評価できることが今後の課題となっています
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