星状神経節置鍼法の雀啄術
星状神経節置鍼法・上頸神経節置鍼法は
自律神経にかかわる疾患の治療を得意とする刺鍼法で
前頸部の星状神経節・上頸神経節ブロック点部位に刺鍼し
8分から18分間雀啄術(鍼を動かす)を行います
かなり長い時間 鍼を持ち動かすので負担感があるのですが
手で行うことが絶対なのだそうです
「金魚鉢の中の藻を箸でかき回しているような感じ」で鍼を動かすと
いくつもの波やうねりができる
その中のいくつかが受容体の求めている波形とぴったり合って神経に伝えられる
その波形を起こすために手で鍼を動かすのだ とは昨日の仙台鍼研究会での解説です
大勢いる会場で会話していると 会話相手の話は聞き取れますが
その他の声は聞こえても内容まではわからない ということがありますよね
その現象と同じことを狙っているのだそうです
自律神経に関わる症状といっても色々あるのですが
ここのところアトピー性皮膚炎の患者さんへの治療にこの方式を使うことが多く
効果をあげています
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