小さながれき
若林区内の仮設住宅
今回は暑いのであまり希望者はいらっしゃらないかしらと思いながら入っていくと
ホワイトボードにたくさんのお名前がありお待ちかねのご様子でした
短時間ではありましたが20名近くの方々にマッサージと
円皮鍼による鍼治療を行わせていただきました
若林区に広がる平野には農地が多かったのですが
この震災で大変な被害を受けました
農地の復興はどうなっているのかと気になっていたところ
「毎日水やりで腰が痛いんだ」と嬉しそうにベッドに腰掛けるお馴染みの声・・
ようやくハウスを建て夏野菜を収穫できるようになったのだそうです
大きな瓦礫は片付けられていたけれど畑に埋もれる小さなものは
ひとつひとつ手で掘り出さなくてはならない
それをボランティアが何日もかけて作業してくれたおかげで畑ができた
本当にありがたい
瓦礫といっても茶碗や湯飲みのかけらなど
ほんの少し前まで誰かが使っていた日用品です
掘り出す方もどんな気持ちだったかと思います
農地があるということは仕事があるということ
残念ながら大部分の農地は手つかずの状態です
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