目の病に腕のツボ
五十肩の治療によく使われる臂臑(ひじゅ)穴
腕を肩の高さまで上げたときツꀀ 肩関節の前後にふたつのくぼみができます
その前方のくぼみから指四本分ツꀀ 肘の方に下がったところにあるツボです
昭和の名灸師ツꀀ 深谷伊三郎先生はツꀀ このツボを声がれや目の疾患の治療に使っていたそうです
後者については「臂臑穴の眼科疾患に対する効用-灸法による視力回復」
という論文を発表しツꀀ 緑内障・白内障・中心性網膜炎患者に対する治療例をあげています
この効果について氏は 「眼球周辺部の血流異常を調整する作用機序があるのではないか」
と考察しています
目の疾患に腕のツボを使う・・などの遠隔療法は鍼灸治療ではよく行われる方法ですが
古典的裏付けがないため「追試を期待したい」とのこと
「目!」と言ったらこのツボを使うようにしているのですが
最近では花粉症による目の痒みに活躍しています
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