痔に効くお灸
寒い冬は「痔持ち」のかたの症状が悪くなることが多いのです
それは痔が肛門粘膜に存在する静脈の滞りや 腫れなどが原因で起きることが多いから・・
ですから下半身を冷やすと多くのかたは悪化してしまいます
昭和の名灸師 深谷伊三郎先生は 痔疾の治療にお灸を勧めています
場所は
「手を広げて掌面で小指から食指までの4本の指の付け根を横に紐で測り、
その得た寸法を腰の尾骨に当て上へのぼらせて、その紐を尽きたところへ印をつけて、つぼとします。
次にそのつぼの両側へ各々1横指ずつ開いたところへ点をつけてつぼとします」
そして
「このつぼは痔のすべてに効きます。
ここへ米粒大の艾をもって3つのつぼへ各々5壮ずつ灸をすえますと、
たちまちに疼痛がなくなり腫れがひいて楽になってきます」
とのことです
(引用:『家伝灸物語』)
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