病膏肓に入る
病が重く回復の見込めないことを
「病、膏肓(こうこう)に入る」と言います
この「膏肓」は万葉集にもその記述があり
学者である山上憶良が「尋逹膏肓之髫ゥ處、盲鬲也、心下為膏。 」とよむなど
古くからあった言葉のようです
「肓は横隔膜、膏は心臓の下」とのことですので「膏肓」はかなり深いところを指しています
ツボとしては 写真のように手で反対側の肩甲骨の内側を探ると
中指の先に圧痛を感じる一点があります
そこが膏肓穴です
膏肓に入ってしまった病を治療できることがその名の由来となっています
疲労が抜けない方や常にストレスを感じている方
肩こりのひどい方の治療のポイントになります
手が届く方はセルフマッサージ お灸でゆるめても大変効果があります
病が膏肓に入る前に
膏肓穴でケアしましょう!
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