養生法の記事一覧
- 五月の養生陽明の所謂る洒洒として振寒すとは 陽明なる者は午なり 五月は盛陽の陰に之くなり 陽盛んにして陰気これに加う 故に洒洒として振寒するなり (source : 『黄帝内経素問 脈解篇』) 今日から […]
- 欲は水の深きが如し七情の内 怒と慾との二 尤徳をやぶり生をそこなふ 忿を懲し 慾を塞ぐは易の戒めなり 忿は陽に属す 火のもゆるが如し 人の心を乱し元氣をそこねるは忿なり 押さえて忍ぶべし 慾は陰に属す 水の深きが如し 人の心をおぼらし元氣 […]
- 卯月の養生春は陽気発生し 冬の閉蔵にかはり 人の肌膚和して 表気やうやう開く 然るに余寒烈しくして 風寒に感じやすし つつしんで風寒にあたるべからず 感冒咳漱の患なからしむべし (source : 『貝原益軒 養生訓』) &nbs […]
- 大寒の養生今日は大寒(だいかん)二十四番目の節気です 旧暦では12月20日 寒さ真っ直中の年の瀬です 日本海側は大雪で大変というのにツꀀ 今年の仙台はあまり雪が降りません そのせいかキーンと響くような寒 […]
- 十二少慾をすくなくするに その目録十二あり 十二少と名づく 必是を守るべし 食を少くし 飲ものを少くし 五味の偏を少くし 色慾を少くし 言語を少くし 事を少くし 怒を少くし 憂を少くし 悲を少くし 思いを少くし 臥事を少くしす […]
- 七草中夏朝鮮の人は脾胃つよし 飯多く食し六畜の肉を食っても害なし 日本の人は是にことなり 多くの穀肉を食すればやぶられやすし 是ツꀀ 日本人の異國の人より體氣よはき故也 (source : 『貝原益軒養生訓』) […]
- 小寒今日は小寒(しょうかん) 今年に入って初めての節気ですがツꀀ 本来ツꀀ 年の初めは立春をさしますので 小寒は最後から二つ目ツꀀ 23番目の節気です 冬至も過ぎましたがまだまだ日脚は短くツꀀ 寒 […]
- 冬至には一陽初て生ず冬は天地の陽氣とぢかくれ 人の血氣おさまる時也 心氣を閑にし おさめて保つべし あたため過して陽氣を発し 泄すべからず 上氣せしむべからず 衣服をあぶるに少あたためてよし 熱きをいむ 衣を多くかさね 又は火氣を以て身をあ […]
- 立冬の養生故に冬に按雹サせざれば 春に鮠ス衂せず 春に頸項を病まず 仲夏に脇胸を病まず 長夏に洞泄寒中を病まず 秋に風虐を病まず 冬に痺厥・歹食泄・汗出ずるを病まざるなり (source : 『黄帝内経素問 金匱真言論篇』) &n […]
- 霜降昨日は二十四節気の霜降(そうこう) 台風の影響もあって雨降りの一日でした 朝晩は冷え込むもののツꀀ 霜というよりツꀀ冷たい露が足元を濡らします 立冬に向かうこの時期 乾燥しはじめ […]