東洋医学のはなしの記事一覧
- 秋の咳皮毛なる者は 肺の合なり 皮毛先ず邪気を受け 邪気以て其の合に従うなり 其れ寒の飲食 胃に入り 肺脈に従いて上りて 肺に至れば則ち肺寒え 肺寒ゆれば則ち外内 邪を合し 因りてこれに客すれば 則ち肺咳となる (source […]
- 肩こりに葛根湯?太陽病 項背強ばること几几(きき) 汗なく悪風するは 葛根湯之を主る (source : 『傷寒論 太陽病篇』) 風邪の引き始めに葛根湯をと思って手に取ると 「かぜ 肩こり 頭痛に~」 「感冒の初期 頭痛 […]
- 東洋医学の夢判断肝気盛んなれば則ち怒ることを夢む 肺気盛んなれば則ち恐懼 哭泣 飛揚を夢む 心気盛んなれば則ち善く笑い恐れ畏れることを夢む 脾気盛んなれば則ち歌楽し身体重くして挙がらざるを夢む 腎気盛んなれば則ち腰脊両解して属せざるを夢 […]
- 続 臓腑のはたらき大腸なる者は 伝道の官 変化焉より出づ 小腸なる者は 受盛の官 化物焉より出づ 腎なる者は 作強の官 伎巧焉より出づ 三焦なる者は 決轢・フ官 水道焉より出づ 膀胱なる者は 州都の官 津液焉に蔵さる 気化すれば則ち能く出 […]
- 臓腑のはたらき心なる者は 君主の官なり 神明焉より出づ 肺なる者は 相傳の官 治節焉より出づ 肝なる者は 将軍の官 謀慮焉より出づ 胆なる者は 中正の官 決断焉より出づ だん中なる者は 臣使の官 喜楽焉より出づ 脾胃なる者は 倉廩の官 […]
- 便秘と不妊(未妊)盛んなれば則ち之を豕サし 虚すれば則ち之を補う 熱すれば則ち之を疾くし 寒すれば則ち之を留む (source : 『黄帝内経霊枢 経脈篇』) 便秘のことを東洋医学では「大便秘結(だいべんひけつ)」といい そ […]
- ゲップが出るのは人の噫する者は何の気然らしむるや 寒気胃に客り 厥逆下より上って散じ 復た胃に出づ 故に噫を為す (source : 『黄帝内経 霊枢 口問篇』) 夏休みに入ってから我が子が「ゲップがよくでる」とのこと た […]
- 謀慮と決断口苦を病むものあり 病 名づけて胆逋奄ニ曰う 夫れ肝なる者は 中の将なり 決を胆に取り 咽 これが使をなす 此の人は 数しば謀慮して決せず 故に胆 虚し 気は上溢して 口 これが為に苦し (source : 『黄帝内経素 […]
- 立秋なのです秋三月 此てを容平と謂う 天気は急を以てし 地気は明を以てす 早く臥し早く起き 髮桙ニ倶に興く 志を安寧ならしめ 以て秋刑を緩やかにす 神気を収斂し 秋気をして平ならしめ 其の志を外にすることなく 肺気をして清ならしむ […]
- 口の中が甘いのは人の口をして甘からしむるなり 此れ肥美の発する所なり 此の人必ず数しば甘美にして多肥なるものを食らうなり 肥なる者は人をして内熱せしめ 甘なる者は人をして中満せしむ (source : 『黄帝内経 素問 奇病論篇』) & […]