東洋医学のはなしの記事一覧
- むくみ だるさに梅雨明けしたとはいえ、まだ湿度は高く加えてこの暑さ!例年以上に夏バテ症状の患者さんが多い気がします。 とくにだるさと浮腫みが気になります。かかとの真ん中、失眠にお灸をしても熱さを感じない。何度かお灸し、ようやくあたたかさ […]
- 2015年の運気 其の2凡そ此の太陰司天の政は 気化の運行 天に後れ 陰は其の政を専にし 陽気は退避し 大風時に起こり 天気は下降し 地気は上騰し 原野は昏霧し 白埃四起し 雲は南極に奔り 寒雨数数至り 物は差夏に成る (source : 『黄 […]
- 2015年の運気従茸の紀は これ折収と謂う 収気すなわち後れ 生気すなわち揚がり 長化は徳を合し 火政すなわち宣び 庶類以て蕃る その気は揚 その用は躁切 その動は鏗禁瞥厥 その発は咳喘 その蔵は肺 その果は李杏 その実は穀絡 その穀は […]
- 周りて復た始まる天に五行有りて 五位を御し 以て寒暑躁湿風を生じ 人に五蔵ありて 五気を化し 以て喜怒思憂恐を生ず 論じて言う 五運相い襲ぎて 皆これを治め 期の日を終れば 周りて復た始まる (source : 『黄帝内経素問 天元紀大 […]
- 来年の運気大雪(たいせつ)も過ぎツꀀ 一気に年末モードが加速しました 古代中国の文献『黄帝内経』には 「運気」といって その年々の気候や植物の生育状況ツꀀ 流行病や養生の方法についてかかれている項目があります &nb […]
- 蔵徳天は清浄光明なる者なり 徳を蔵して止まず 故に下らざるなり 天 明なれば則ち日月明ならず 邪 空を害ない 陽氣なる者閉塞し 地気なる者冒明す 雲霧精ならざれば 則ち上 応じて白露下らず 交通表れず 万物の命故に施されず […]
- 万物悉く備わるも 人より貴きは莫し天覆い地載せ 万物悉く備わるも 人より貴きは莫し 人は天地の気を以て生じ 四時の法もて成る 君王衆庶 尽く形を全うせんと欲するも 形の疾病 其の情けを知ること莫くして 留淫 日に深く 骨髄に著き 心に私かにこれを慮る ( […]
- 栄華は頽落 故に好く坐る二十歳 血気始めて盛ん 肌肉方に長ず 故に好くこばしりす 三十歳五蔵大いに定まり 肌肉は堅固 血脈は盛んに満つ 故に好く歩む 四十歳 五蔵六腑十二経脈は 皆大いに盛んにして平定 閻ꀀ理は始めて疎し 栄華は頽落し髪はやや斑 […]
- 閻ꀀ理いまだとぢず秋は夏の間肌開け 七八月は残暑も烈しければ 閻ꀀ理いまだとぢず 表氣いまだ堅り過すべからず 病ある人は八月残暑退きて後 所々に灸して風邪をふせぎ 陽を助けて痰咳のうれひをまぬがるべし (source : 『貝原益軒 養生 […]
- 甘疳甘疳の侯 眼渋りて多く困し 或は白膜を生じ 唇口淡白 身色黄黒 泥土生米を食し 冷地に臥するを喜び 疥癬頭瘡 青白黄沫を洞泄し 膿血を下利し 腹満喘咳 耳鼻に瘡を生じ 髪は薄く穂を作し 頭大きく項細く 肚大にして青筋し […]