2000年公開のアメリカ映画

「バガｰヴァンスの伝説」

監督はロバートレッドフォード

美しい自然を描くことに長けた監督の作品です

 

世間的にはあまり高い評価を受けている映画とは言えないのですが

見終わった後 心配ないきっと大丈夫 と思える映画です

 

「人間は皆 自分では理解できない重荷を背負っている　そろそろその重荷を下ろすときです」

「どうやって？」

「道はふたつ　あきらめるか 前へ進むか」

 

戦地で深く深く傷つき　すべてを捨ててしまった青年

自分が何者かもわからず彷徨い もがきながら出口を探している

 

悲惨な体験をした者は　励ましなどでは立ち上がれない

自分を受け入れ 認めて　自分の力で立ち上がるしか方法はないのかもしれない

近くにいる者は ずっと側にいて見守り 必要なときにはいつでも手助けができる用意をする

そしてその日がくるのを信じてじっと待つ

 

 

時間はかかったが

もとの生活に戻れたという人には

静かにじっと寄り添う隣人がいたという話しをききます

私もそんな隣人でありたいと願います

 

17回目の11日に