食後に眠くなるのは
食事をしたあと眠くなる
東洋医学ではこれを「食後嗜眠(しょくごしみん)」といい症状のひとつとして重視しています
食事は生命を支えるために欠かせないものです
取り入れた飲食物を消化し全身に送るのが五臓の「脾」の役割です
通常であれば「脾氣」が栄養物質を吸収し心・肺・頭部へ清陽を昇らせて
気血を化生し栄養を全身に送るのですが
その働きが低下すると気血が不足してしまいます
そうなってくると慢性的な疲れや息切れ 顔色の悪さとなって現れます
食後はとくに脾の力を必要とするため 脾氣が弱ければ食べたものが停滞するようになり
頭部へ昇るべき清陽(陽気)がますます抑制されツꀀ 眠くなったりだるくなったりするのです
怠け心から食後にごろり
なのではなく
改善すべきからだの不調なのです
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