百病は気より生じるを知るなり
怒れば則ち気上り 喜べば気緩む
悲しめば則ち気消え 恐れば則ち気下る
寒ゆれば則ち気収まり 炅すれば則ち気泄る
驚けば則ち気乱れ 労すれば則ち気耗し 思えば則ち気結す
九気同じからず
(source : 『黄帝内経 素問ツꀀ 挙痛論篇』)
気というものが何かわからなくても
激怒すればツꀀ 頭に血が上っているような感じがするし
悲しみが強いとツꀀ 消えてしまいたくなるような思いに襲われるときもある・・・
感情は気を動かしツꀀ 気もまた感情を左右する
そしてこの気の異常が病の原因となってしまうのです
怒りによる気の上逆は吐血や下痢を
考えすぎは気を停滞させ痛みを起こします
ここのところ「息が入っていかない」という訴えがとても多いのですが
そんな時は過労を疑います
労働による汗は外気を さらに気が動いて喘ぐと内気を外に出してしまいます
休めない日が続くとツꀀ 内外の気が補われることなく消耗し続けます
しかも暑い日が続くと大量に汗をかいてツꀀ 消耗が進んでしまうからなのです
疲れがたまる前にツꀀ 涼しい木陰で深呼吸
自然の気を補給して またがんばりますか