梅雨!足がつる!
南方なる者は 天地の長養するところ 陽の盛んに処なり
其の地 下く 水土弱く 霧露の聚る所なり
其の民 酸を嗜好みて腑を食す 故に其の民 皆致理にして赤色なり
其の病 攣痺す 其の治 微鍼に宜し
故に九鍼なる者は 亦た南方より来たる
(source : 『黄帝内経ツꀀ 素問 異法方宜論篇』)
今年は土運の大過でツꀀ 「土」の力が旺盛な年回り
植物がよく育つ一方でツꀀ 湿気が多くツꀀ 筋肉の病が多い年でもあります
普段でも梅雨時は筋肉の痙攣に要注意なのですが
先週末から今週にかけて 「足がつる!」という訴えの患者さんが増えてきました
上記の『黄帝内経』の一文はツꀀ 古代中国の湿気が多い地方に住む人の話ですが
この時期ツꀀ 参考になることは多いですね
陽気が多くツꀀ 地形が低いために霧や露とともに暮らす人々は
酸味のあるものツꀀ 発酵食品を食し
細い鍼による治療で体調を管理していました
現代に伝わる鍼治療はツꀀ 筋肉の病の多いこの地域から発生したものといわれています
仙台市青葉区の鍼灸院
かなやはり灸治療院のブログ
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