手足がほてる
東洋医学には虚実(きょじつ)という分類がありますが
正気が不足することを「虚」
正気は不足せず邪が盛んな状態を「実」といいます
イメージとして「虚証」のかたは疲れやすくツꀀ 冷えがありツꀀ 全体に弱い感じ
「実証」では比較的体力があって症状の出方は激しくツꀀ 痛みがあれば強い感じ
「ほてり」という症状があります
手足が熱く感じて布団から出して寝ていたり
首から上が暑くてうちわを手放せないとか
これツꀀ 一見「実」の症状に思えますが「虚」である場合が多いのです
血・精・津液が不足した事によって起こる「陰虚(いんきょ)」という状態の可能性があります
この場合の治療は不足している「陰を補うこと」
内くるぶしにある照海(しょうかい)穴や太谿(たいけい)穴
臍下の関元(かんげん)穴にお灸などで施術します
セルフケアとしては
暑さを感じていてもしっかり靴下をはき 腹巻きなどもして
この部位をあたため補うことが大切です
暑くても「虚」
このケース女性にはよくあって
産後や閉経の前後など体調の不安定なときや
過労が続いた時などに起こりやすいようです
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