立秋の養生
秋は夏の間肌開け 七 八月は残暑も猶烈しければ 閻ꀀ理いまだとぢず
表氣いまだ堅からざるに 秋風すでにいたりぬれば 感じてやぶられやすし
慎んで風涼にあたり過すべからず
病ある人は八月残暑退きて後 所々に灸して風邪をふせぎ
陽を助けて痰咳のうれひをまぬがるべし
(source : 『貝原益軒養生訓』)
仙台の夏はツꀀ 立秋を過ぎてからはじまった様な気さえしますが
陽の気が少しずつ少なくなっているのは事実です
夏至にピークとなった陽の気はツꀀ 秋分で陰の気と同量になり 冬至にはゼロになる
暑さは盛りでもツꀀ その途中にあるのが今なのです
隙をついて入ってくる風邪に冒されないように
ときおりみせる秋の気配を敏感に捉えたいものです
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