立夏の養生
夏三月 此を蕃秀と謂う
天地の気交わり 万物の華さき実る
夜に臥し早く起き 日を厭うことなかれ
志をして怒ることなからしめ 華英をして成秀せしめ 気をして泄らすを得さしめ
愛する所をして外に有るが若くせしむ
此れ夏気の応 養長の道なり
(source : 『黄帝内経 素問 四気調神大論篇』)
今年の五月五日は端午の節句とともにツꀀ「立夏」でもありました
中国の古典医学書ツꀀ 黄帝内経には春を「発陳」(はっちん:古きを推しだして新しきを出す)
夏を「蕃秀」(ばんしゅう:繁り栄えて美しい)
とその季節の特徴を述べています
人も葉を繁らせ花を咲かせるように 体内の陽気を外へ向かって発散させるよう過ごし
長くなった日と同様に少し早く起き少し遅く寝て
気を大きく持って怒らない・・・
目に美しい新緑のような清々しい気に溢れている季節です
夏の盛長の気に応じて過ごすことでツꀀ からだの力を目覚めさせましょう
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