春と肝
東方は青色、入りて肝に通じ、竅を目に開き、精を肝に蔵し、その病は驚駭を発す
其の四時に応ずるや、上歳星たり
是を以て春気は頭に在るなり
( source : 『黄帝内経素問 金匱真言論篇』)
四国や関東地方に春一番が吹いたようです
立春からひと月 患者さんの症状も 春特有のものが増えてきました
特に気付くのが背中の膨隆
肝兪(かんゆ)穴付近に現れる変化です
春は「肝」が主る季節
本来はのびのびと働いて 情志や気ツꀀ 筋を気持ちよく動かすのですが
失調すると頭頸部や筋の症状やツꀀ イライラや落ち込みなど感情の変動となって現れます
ゆったりとした服を着てツꀀ 心も体も解放するようなイメージで体を動かし
気をめぐらせることが大切です
コメントを書く