夏月古き井、深き穴の中に人を入べからず。毒多し。
古井には先鶏の毛を入れて、毛舞ひ下りがたきは是毒あり、入べからず。
火をもやして入れて後入るべし。又醋を熱くわかして多く井に入れて後人入べし。
夏至に井をさらへ水を改むべし。
續漢書に曰く、夏至水を改め冬至に火を改むるは瘟疫を去なり。
（source : 『貝原益軒養生訓』）
今日は夏至
太陽が最も高い位置に達しﾂꀀ 昼が一年で一番長い日です
夏至に関する記述はないかと探したところ
『養生訓』に「夏至水を改め」の一節が
そういえばﾂꀀ 夏の病は水場を介して広がるものが多いように思います
井戸はなくとも風呂場やキッチンなど
水回りの改めをすることとしましょう