土用干し
ようやく梅雨も明け
確実に3日間の晴天が見込まれる日を選んで
梅干し作りの檜舞台 土用干しです
3日3晩干すということですが
私の場合は梅干しと紫蘇、梅酢についても日光に当てて
最後に梅酢にくぐらせて仕上がりとしています
最後の一晩だけでも夜露にあてると梅がやわらかくなるそうです
そもそも土用とは
五行を季節に配当したときに
春は木 夏は火 秋は金 冬は水となり「土」が余るため
次の季節になるまでの18日間を土用と定めたとのこと
ですから立夏までの18日間は春の土用
立秋までの18日間は夏の土用・・・秋や冬にも同様に土用があることになります
実際には夏の土用が最も有名であり
教科書的にも夏のあとの「長夏」を五行の「土」に当てていることから
立秋までを「土」と考える方が無理がないのかもしれません
この毎日の厳しい暑さでは
普段汗をかかない方でも顔から汗がふきだしますよね
汗がたくさん出すぎて困るときは
筋肉を引き締め漏れ出る物をとめる「収れん作用」を持つ「酸味」です
梅干しがこの時期にできあがることは本当に無駄がないと感じ入ります
暮らしの知恵 大事にしたいですね
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