体表の門
四時八風の人に中るや 故に寒暑有り
寒なるときは則ち皮膚急れて閻ꀀ理開く
暑なるときは則ち皮膚緩んで閻ꀀ理開く
賊風 邪気は因って以て入ることを得るか
将た必ず八正の虚邪を須って乃ち能く人を傷るか
(source : 『黄帝内経 霊枢 歳露篇』)
寒いときは体は縮こまり 皮膚も締まりますが
暑いときには皮膚が緩んで汗を出し熱を逃がします
東洋医学ではこの働きをするところを「閻ꀀ理(そうり)」といって
気血を流通する門戸ツꀀ 外邪が体内に侵入するのを防御するところとも捉えています
暑いときはこの閻ꀀ理が開きっぱなしになりますが
これは外邪にとってはおいしい状態
日によって冷たい風が肌にふれるようになるこの頃は要注意!
少しでも汗をかいたらこまめに拭いたり
首回りは露出を控えながら外邪の侵入をブロックし
季節の変わり目をすごすことが大切です
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