体温と免疫
人の病はあるいは時を同じくして傷るるに
あるいは已み(やみ)易く あるいは已み難し その故は何ぞや
時を同じくして傷れ
其の身に熱多き者は已み易し 寒多き者は已み難し
(source :『 黄帝内経霊枢 論痛篇』)
一度カゼを引くとなかなか治らないくて困る・・
こう訴える患者さんが多くいらっしゃいます
人間総合科学大学 藤田紘一郎教授によると免疫力と体温は密接な関係があり
体温が上がれば血流が促進され 筋肉や内臓を活性化して免疫力が高まるとのことです
黄帝内経↑にも
「同じように病を受けても 熱の多い者は治りやすく 寒の多い者は治りにくい」とあります
しかしながら2010 年の研究では日本人の平均体温は50年間で0.7℃ も低下しているのだそうです
冷たい飲み物や食べ物は内臓を直接冷やします
またストレスなどを受けて緊張状態が続くと血管は収縮し血行を阻害します
衣食住の方面から物理的に体をあたためる方法は積極的に取り入れつつ
一日のうちに5分でも全身の力を抜いて何も考えない時間を持つことが
戦う力を養います
病は自分で治すもの
生活を見直し戦う力を底上げです!
うまく治癒のレールに乗れないときはいつでもお声がけください
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