未病治
肝の熱病なる者は 左の頬先ず赤らむ
心の熱病なる者は 顔先ず赤らむ
脾の熱病なる者は 鼻先ず赤らむ
肺の熱病なる者は 右の頬先ず赤らむ
腎の熱病なる者は 頤先ず赤らむ
病未だ発せざると雖も 赤色を見わす者はこれを刺す
(source : 『黄帝内経素問 刺熱論篇』)
なんとなく調子がすぐれない・・・
これを放置せずツꀀ きちっと対処することを「未病を治す」といいます
なんとなく不調の先には病がありツꀀ 病の発症に先立っての治療はとても大事なことです
最近「顔の発赤・腫れ」を訴える患者さんが続いていました
しかも箇所は左の頬
春は肝気が旺盛な季節である一方ツꀀ 肝に不調が表れやすい季節でもあります
いずれの患者さんもツꀀ 普段はない肝閻ァというツボの膨隆がありました
人はツꀀ想像以上に季節の影響を受けていると実感すると同時に
長く伝わる文献にはツꀀ 発見と感動へのショートカットが散りばめられている と感じました
仙台市青葉区の鍼灸院
かなやはり灸治療院のブログ
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