寒邪について
冬の主気である寒邪
・ツꀀ 陰の邪気で陽気を損傷しやすく
からだをあたためる働きや体表の防衛機能を低下させる「寒冷性」
・ツꀀ 気血の運行を遅滞・凝結する「凝滞性」
・ツꀀ 汗孔を閉じたり筋肉を収縮させる「収引性」
・ 臓腑に直接侵入し病を起こす「直中(じきちゅう)」
という4つの特徴をもっています
たとえばさらさらな鼻水が流れ落ちたり 薄い痰がでるときは排泄物の特徴から
寒邪が入ったことを疑いますが
カゼ以外 たとえば腰痛なども 急に激しく痛むときには寒邪を疑います
その凝滞性は気血を不通にし不通は強い痛みを起こす(不通則痛)・・・
冬場に増えるぎっくり腰は寒邪によることが多いのです
また夏にはおいしいアイスも
冬 からだの陽気が不足しているときは 寒邪を臓腑に侵入させるトリガーとなります
隙あらば病をおこそうと狙っているのです
外と内からあたためて寒邪をブロック
うっすらと汗をかくようなところからは退散します
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