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声を聞いて病を知る

しかれば病人の声を聞いて腹中の病を知る

怒りさけびて泪おゝきは肝の病なり 唾おほく呻くは腎の虚なり

喜んで笑ひたわこといふは心の病

声のかろきは気のよはき也 声の重く濁るは風のいたみ

声出ざるは肺の病なり 声の急なるは神の衰えなり

声ふさがるは痰のしはざなり 声ふるふは冷なり 声むせぶは気の不順なり

あえぐは気のいそがはしきなり あくび多きは気のつかへたるなり

(source : 『鍼灸重宝記』)

東洋医学では病をみるとき

望診 聞診 問診 切診という四つの手法を用います

望診は色や形をみて 問診は症状や飲食 生活について問い 切診は脈や腹に触れる・・・

上記の一文は聞診であり 病人の声を聞き臓腑に該当する症と声と氣によって病を知る方法です

 

声を聞くということは日常的なことなので

自分の声 相手の声のいつもと違う変化に気付き 養生につなげることも可能です

 

 

 

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