勝気復気
夫れ勝つ所の者は 勝至れば已に病み 病み已りて慍慍として 復已に萌すなり
夫れ復する所の者は 勝尽きて起こり 位を得て甚だし
勝に微甚だありて 復に少多あり
勝 和なれば和し 勝虚なれば虚なるは 天の常なり
(source :『黄帝内経素問 至真要大論篇』)
東洋医学には「勝復(しょうふく」という考えがあります
勝は「勝気」を指しツꀀ 主導的な意味合いを 復は「復気」で受動・報復の意味をもちます
この考え方は自然界のツꀀ とくに気象の変化の説明に使われていて
これをもとにツꀀ 病や治療ツꀀ 作物の育ち方を予測するものです
具体的には
年の上半期に異常な気象があれば 下半期にはそれを受けて相反する気象となるという考えです
この考え方からすると
ここのところの異常な熱気を受けてツꀀ 下半期は寒気で報復する・・・
ということになります
仙台市青葉区の鍼灸院
かなやはり灸治療院のブログ
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