震災のあと　食料の調達や水の確保　子どもの気持ちを落ち着かせようと

本当によくがんばった　と

当時の話しをしているとき「そういえば胸がすごく張って痛かった」という言葉

 

 

胸の張り

これは肝気鬱結証の所見です

 

「肝は疏泄を主る」といって全身の気の巡りを調節し

血・津液の運行を促進して情志をととのえます

本来伸びやかであるべき肝気が精神抑鬱・刺激によってその機能が低下すると

鬱結し月経の異常やﾂꀀ 胸の張りなどの症状となって現れるのです

 

その他にもﾂꀀのどに何か詰まっているような違和感や目の異常やめまい

震災以来こういった症状が続いていると訴える方がいらっしゃいます

 

自然は私たちの命を支え癒しとなる一方で

ときに脅威となって向かってきます

穏やかなときは穏やかでいられ

荒れているときは私たちの身や心も一緒になって揺さぶられてしまう・・

 

今日も自然に生かされているということを感謝せずにはいられません