陽盛んなれば則ち外熱し 陰虚すれば則ち内熱す
外内皆熱すれば 則ち喘して渇す 故に冷飲せんことを欲するなり
此れ皆これを夏に暑に傷らるるに得
熱気盛んにして 皮膚の内腸胃の外に藏さる
此れ栄気の舎する所なり
(source : 『黄帝内経 素問 虐論篇』)
陽気の旺盛が気温の上昇や草木の繁茂
人々の気持ちの盛り上がりで感じることができる季節です
外表をめぐり 上に向かい 亢盛し軽清な陽気
でもこれが過ぎるとツꀀ 熱気が皮膚の内ツꀀ 胃腸の外に留まって体を傷ります
気温が高くなってくると冷たい飲食物に手が伸びるのはこのためです
でもご注意を!
外側は冷たいもので冷やせても
内側は吸収できなければ冷やすことにはなりません
口当たりのよい つめたーいドリンクよりも
体液により近いやさしい温度・濃度でツꀀ 陰分を補うことが大切です