東洋医学のはなしの記事一覧
- 勝気復気夫れ勝つ所の者は 勝至れば已に病み 病み已りて慍慍として 復已に萌すなり 夫れ復する所の者は 勝尽きて起こり 位を得て甚だし 勝に微甚だありて 復に少多あり 勝 和なれば和し 勝虚なれば虚なるは 天の常なり (sourc […]
- 陰平にして陽秘なれば凡そ陰陽の要は 陽密なれば乃ち固し 両者和せざれば 春に秋なく若く 冬に夏なきが若し 因りてこれを和す 是れを聖度と謂う 故に陽強にして密なること あたわざれば 陰気乃ち絶す 陰平にして陽秘なれば 精神乃ち治す 陰陽離決 […]
- 敦阜の恩恵昨日は二十四節気の小満(しょうまん) 陽気盛んでツꀀ 万物が生き生きと育つ頃 色とりどりの花が鮮やかです 今年は普段咲かなかった花が咲いたりツꀀ 植物の生育がいいという話をよく聞きます &nb […]
- 地震山岸崩ること有敦阜の紀ツꀀ 是広化と謂う 厚徳は清静としてツꀀ 順長にして以てみたしツꀀ 至陰内に実つればツꀀ 物は化して充成し 煙塵蒙鬱としてツꀀ 厚土に見るれツꀀ 大雨時に行りてツꀀ 湿気すなわち用き 燥政すなわちしりぞけらる そ […]
- 精を移し気を変ず往古人 禽獣の間に居し 動作して以て寒を避け 陰居して以て暑を避く 内に闔ァ暮の累なく 外に伸官の形なし 此れ恬澹の世 邪深く入ること能わざるなり 故に毒薬も其の内を治すこと能わず 鍼石も其の外を治すること能わず 故に精 […]
- 少陰司天なれば少陰司天なれば 熱気下臨し 肺気上に従い 白起こり金用き 草木に逵嘯ꀀりて 喘 嘔 寒熱 嚔 鮠スじく 鼻窒あり 大暑流行し 甚だしければすなわち瘡瘍 燔灼ありて 金熔け石流る 地すなわち燥清たりて 凄滄数しば至り 脇は […]
- あれが悪いこれが悪い蒼天の気 清浄なれば則ち志意治まる これに順なれば 則ち陽気固し 賊邪ありといえども 害すること能わざるなり 此れ時の序に因るなり 故に聖人は精神を伝し 天気を服して 神明に通ずるなり これを失えば則ち内 九きょう閉ざさ […]
- 五月の養生陽明の所謂る洒洒として振寒すとは 陽明なる者は午なり 五月は盛陽の陰に之くなり 陽盛んにして陰気これに加う 故に洒洒として振寒するなり (source : 『黄帝内経素問 脈解篇』) 今日から […]
- 地に九州有り 人に九竅有り天は円く地は方なり 人の頭の円く足の方なるは以て之に応ず 天に日月有り 人に両目有り 地に九州有り 人に九竅有り 天に風雨有り 人に喜怒有り 天に雷雨有り 人に音声有り (source : 『黄帝内経霊枢 邪客篇』) & […]
- 疲れているのに眠れない人 臥して安からざる所ある者あるは何ぞや 曰く 蔵の傷るる所あり 精の之き寄る所あるに及べば則ち安んず 故に人 其の病を懸くること能わざるなり (source : 『黄帝内経素問 病能論篇』) […]